2011年8月8日月曜日

祈り。

先日、JR新長田駅近くの「鉄人28号」モニュメント像を見に行きました。今まで電車の窓から見える後姿の鉄人を見たことはあったのですが、正面からは見たことがなかったので、見てみたいと以前から思っていたのです。
この鉄人のモニュメントは、阪神・淡路大震災からの復興と地域活性化のシンボルとしての期待を込めて制作されたもので、2年前に完成しました。正面から見た鉄人は力強く、躍動感がある姿に思えました。

どうして鉄人は北側にある線路のほうを向いていないのだろうと以前から感じていましたが、その理由を知りました。鉄人は16年前の震災の際、大規模な火災が発生し、壊滅的な状態になった方向を向いているのです(新長田駅の南にある商店街、新長田一番街や大正筋商店街はほとんどの店舗が全焼しました)。鉄人は「あの震災のことは忘れない」と言っているかのように、新しくなった商店街の方向を見つめながら「前を向いていこう」と右腕を力強く高くあげて、新長田のまちの方々を励ましているかのようでした。

今年の5月、関西学院応援団総部の皆さんが「そんなあなたを応援します!」というイベントを鉄人が立っている若松広場で開催。その際、地域住民の皆さんにエールを贈るとともに東日本大震災の被災地へもエールを届けようと応援が行われました。そして今日、8月8日、応援団総部の学生さん4名が仙台七夕まつりステージに参加し、被災された皆さんにエールを贈っています。11月にも約80名の皆さんが仙台を訪れ、被災者の方々にエールを贈ります。
新長田から贈られたエール、今日の仙台でのエール、11月のエールが被災された皆さんに届き、1日も早くインフラ面の復興ともにこころの復興がなされるよう、祈ってやみません。(ジョルジュ)