2011年12月24日土曜日

賢者の贈り物

私の父は私が興味を持ちそうな内容の本を毎月一冊、25日に必ず贈ってくれました。それは私が物心ついていない幼い頃から高校を卒業するまで続いたのですが、毎年12月だけは24日に本を贈ってくれました。
その中でも小学校1年生の12月24日に父に貰った子供向けに書かれたO・ヘンリーの短編『賢者の贈り物』は特に印象に残っていて、今も大切にしています。

ご存知の方も多いと思いますが、『賢者の贈り物』は「貧しい夫婦の妻・デラは夫のジムが祖父・父から受け継いだ美しい金時計を吊るす鎖をプレゼントするため、クリスマスイブの日に自慢の髪を切って売ってしまいます。二人で暮らす家に帰ってきたジムは、髪を切ってしまったデラを見て驚き、デラからの時計の鎖のプレゼントを見てさらに驚きました。ジムは金時計を売って、デラの美しい髪に似合う櫛をデラへのプレゼントに買っていたからです・・・」という内容です。

毎年、クリスマスイブの夜にこの本を開くのですが、大震災や台風被害などさまざまな出来事を通じ、「絆」の大切さを感じることが多かった今年は、特別な感情を持ちながら「賢者の贈り物」を読むはずです。

皆さま、素敵なクリスマスをお過ごしください(ジョルジュ)。