2012年1月25日水曜日

日本のブランド

今月23日、大阪市内で開かれたある講演会に出席しました。講師は国連広報センター所長の山下真理氏。海外の大学院で法律外交修士号を取得してすぐに国連に入られたプロパーの国連職員です。お話によれば、現在、国連職員のほぼ半数がフィールドで活動しているそうです。山下氏も、中央アフリカ共和国を皮切りに、クロアチア、南部アフリカ、ミャンマー、ネパールなど、およそ20年間にわたる現地を中心にした支援活動を経て、一昨年、東京の国連広報センターに就任されました。

講演後のフロアーとの質疑応答で、「国連から見た日本は?」との質問に対し、次のように応えられました。「日本は、ポップカルチャーや漫画、食文化を海外へ発信していますが、戦後、めざましく復興したこと、技術立国であること、安定した民主主義をつらぬいてきていることが日本のブランドだと思います」。

“世界のなかの日本”という言い回しを耳にすることは少なくありませんが、世界で働いてこられた方が、日本には安定した民主主義があると指摘されたことに、あたりまえのように暮らしているわれわれの日常は、決して自然発生的にあるものではないのだと再認識させられました。(グルーシェンカ)