2012年2月15日水曜日

ピンチはチャンス

友人たちとの夕食会での出来事です。
食事が進み、途中、お店の方が食器をさげに来られました。空いたお皿や小さな鍋をテーブルの端に寄せながら、私たちは楽しく談笑していました。そこへ「あっ!」「申し訳ありません」の声が。左側で食器をさげておられたその方が、私のスカートの左半分を、おしぼりで拭いながら、詫びておられる。とにかく、拭いながら、謝罪の言葉を繰り返して。

あたりをよく見ると、手から滑ったらしい子鍋が畳の上でごろん。私の身に降りかかった「災難」を、ようやく理解したとき、その方が両手を揃えて頭を下げておられました。ショックを受けましたが、さらに店長のお詫びの言葉とクリーニング代をいただいたころには、友人たちとの楽しい時間を取り戻したいと気持ちは切り替わっていました。この間およそ15分程度。私が口にした言葉は「あらっ」と「わかりました」でした。

楽しいひと時を終え、お店を出たときには、あの出来事をすっかり忘れていましたが、帰り際、店長からさらに丁寧なお詫びの言葉をいただきました。「おもてなし」の心を基本にした誠意のこもった対応に、こころから感心しました。

まさしく、「ピンチはチャンス」ですね。(グルーシェンカ)