2012年2月27日月曜日

縁故受験

NHKの朝のドラマ「カーネーション」で、主人公の糸子が就職先の紹介を頼まれたとき「就職はその人の将来を決める大事な経験。結果は、良くも悪くもその人にとって貴重な財産になるはず。それを私が先取りすることはできない。」という趣旨で断った場面があった。長女がボーイフレンドの勤め口を探そうと、糸子に相談をもちかけたときのことだ。このドラマには、糸子の子育てについての考えが随所に映し出されていて、つい目を向けてしまう。この台詞も縁故受験についての考え方の一つとして頷ける。
話は変わるが岩波書店が、新入社員の募集を一般公募ではなく、岩波書店著者もしくは社員の紹介を応募条件としたことが話題になっている。背景にはいろんな事情があるだろうが、それによって受験の機会が得られなくなった学生にとっては残念なことだろう。(SK)