2012年4月20日金曜日

こころの桜

学園花通りのソメイヨシノはすっかり葉桜となりましたが、西宮上ケ原キャンパス内の枝垂桜は今日も雨の中、まだまだ美しい花を咲かせています。

関西学院大学公式Facebookに、桜が満開になる少し前から学園花通りの桜並木の写真を掲載させていただきました。同窓の皆さまから「懐かしい」「30年前から変わっていない」といったコメントをいただき、皆さまの学生時代の思い出の風景として、学園花通りの桜並木が鮮やかに刻まれていることを強く感じました。

昨日の夜、東京電力福島第一原発の事故の影響で、町の全域が警戒区域に指定されている福島県富岡町の夜の森(よのもり)地区の桜並木が満開となったニュースが放送されていました。震災以前は毎年10万人以上の観光客が訪れていたそうですが、昨日の映像ではどこまでも続いているように見える桜のトンネルの下に、白い防護服を着た人が数人歩いていただけで、胸がしめつけられる思いがしました。

17年前の阪神・淡路大震災後の初めての春、変わり果てた神戸の街で変わらずに満開の花を咲かせた桜の木に私は力をもらいました。東日本大震災で被災され、現在も大変な生活を送られている方々にとって、この春に目にされた美しい桜や、こころに刻まれた思い出の桜が力となり、励ましとなることを願ってやみません。(ジョルジュ)