2012年5月7日月曜日

『葉隠』武士道

実家のある佐賀は肥前国鍋島藩です。藩主の鍋島直茂をモデルに武士道を説いた『葉隠』は、地元では知らない人はいない書物です。

「武士道と云ふは死ぬ事と見つけたり」というフレーズを、年配の方でご存知の方は少なくないかもしれません。このフレーズは第二次世界大戦で自決するときに使われたと聞いていたため、私は、これまで『葉隠』にまったく興味関心がありませんでした。しかし本当は違うようです。

偶然、手にした解説文によると、「目上の人に恥をかかせてはいけない」、「知ったかぶりをしない」、「上司からの酒宴の誘いを上手に断る方法」など、現代版ビジネスマナー指南書に近いということがわかりました。江戸時代、すでにビジネスマンの悩みを解決する書籍があったとは。今も昔も、組織で生き抜いていくためのマナーに、大きな違いはないのですね。(グルーシェンカ)